弟がみずぶきを送ってくれました。知り合いの方に案内されて
山へ採りにいったようです。
みずぶきを見ると、子供たちに読み聞かせをした 「花咲き山」
という絵本を思い出します。
「みず、あれはうめいなあ・・・。
いいことを一つすれば向こうの山に一つ花が咲く。あの山の
花はそんなふうにしてみんな咲いた花だべ。
お前はおっかあのためにこんなに沢山の山菜を摘んだから、
今頃はおまえの花が咲いているだべ。」
もう何十年も前に読んだ絵本の中のやまんばあの言葉です。
はっきり憶えてはいませんがこのような言葉だったような気が
します。
そのみずぶき、それ自体では味はありませんが、あげや肉を
いれて油でいため、オイスターソースで味付けをすると、とても
おいしいのです。
三頭山に行った時、道端の湿ったところで見かけました。
葉は捨てて茎を食べるのです。やまぶきと同じです。