奥多摩むかし道を歩いてきた。15日当日は晴天で新緑がきれいだった。
私たちは楽しみながら歩いた。高低もさほど無く実に歩きやすい道でもある。
奥多摩湖でバスを降り、水と緑のふれあい館の前を通って水根入り口から小河内ダム
惣岳渓谷、白髭神社、虫歯地蔵、牛頭(ごず)の観音様、馬の水飲み器、弁慶の腕ぬき岩
成田不動尊、奥多摩駅、もえぎの湯へと歩いた。
ところどころにあるお地蔵様や耳の形をした石などから、昔の人たちの生活を
垣間見ることができた。
馬や牛の供養をし、縁結びの地蔵様にはよい相手が見つかるようにお願し、
歯の地蔵様には虫歯にならないように、お願いしたのでしょう。
途中、道所橋としだくら橋の吊り橋のところを通り、わざわざ歩いてみた。
揺れておもしろかったのと、ここからの景色はまたかくべつだった。
緑したたるすばらしいコースだった。
桐の花が咲いて
ミズキが満開になって
もみじの花が咲いて
緑がきれい。
また小河内ダムを造った時、セメント等を運ぶのに使ったトロッコのレールも
残っていた。
道端に咲いていた花々
馬と牛(少し)が交通手段だった。木炭や下駄材、山葵などは馬によって奥多摩から
青梅に運ばれた。だから馬を大切にし、事故で命を落とした馬には手厚く供養した。
また今のようにお医者さんもなかったので、歯の地蔵様や耳や鼻の形をした石碑を
置いて身の安全を祈った。